浅 野: |
学生の理事会へのオブザーバー参加と言う試みを以前やりましたが、その後どうなりましたか? |
事務局: |
合計3回の事例がありましたが、学生委員会が存在しない全関西学連では、全日本学連における学生委員の位置づけのようにはいかなかったと言うのが現実です。オブザーバー参加では理事会において意見を交わす機会もなかったのではないでしょうか? |
新 井: |
スキーと言う競技自体、遠方に赴く必要があるために、現地との交渉などは学生だけではできないと言う事情はありますよね。 |
浅 野: |
いわゆる、体育館や競技場など箱ものを賃借することで交渉成立する競技であれば学生でも可能かと考えられますが、遠隔地一般客相手のスキー場との交渉は色々と困難な事情もあると言うことでしょう。 |
座 長: |
運営は別として学生の意見を吸い上げることは重要でしょう。 |
事務局: |
一方、大学の入学式や学生主体の競技会などでは、司会などで学生を活用している事例もあります。 |
高 橋: |
色々な話が出ましたが、今後将来に向けてと言うスタンスで、学生の意見を求めてそれらを採用していくことの重要性を感じます。 |
座 長: |
今度の総会の際に、学生の意見を求めるようにしましょう。 |
事務局: |
将来のことかも知れませんが、競技スキーに加えてフリースタイルやスノーボードの存在を意識せざるを得ない時代がくるでしょう。 |
浅 野: |
全日本学連のスノーボード大会や技術選手権への参加者は極めて少ないのが現実です。 |
高 橋: |
フリースタイルやスノーボードも会員登録は全日本スキー連盟(SAJ)ですが、ボード自体は日本スノ―ボード協会(JSBA)に属するも、JOC及びIOCがJSBAを認めていないので、オリンピックにはSAJ の登録を経て参加している状況です。 |
座 長: |
スキークロス大会は特別なコースが必要となるでしょうが、今後の種目拡大のヒントにはなるのではと思います。 |
事務局: |
国立大学の九州大学は第85回大会で2部優勝を果たして1部に昇格しましたが、やはり張り切っているのでしょうか、本年度も早々に選手登録を済ませているようです。 |
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そこでお願いですが、九州地区にお知り合いの方がおられたら、九州のその他の国立大学に対しても全関西学連への勧誘をお願いしたいものです。また名古屋大学も1部であり、愛知地区の大学への広がりを期待したいものです。 |
座 長: |
参加校拡大策の中に、今提案された内容を加味していくことが大事です。 |
浅 野: |
中部地区では名城大学も加入しましたし、中京大学や名古屋工業大学など加盟する可能性のある大学もあると思われます。 |
高 橋: |
ローラースキー大会に三重県連から参加してくれている三重大学に対しても勧誘しています。 |
事務局: |
三重大学からは問い合わせがきています。 |
座 長: |
我々としては種々の機会を通して参加校の増大を図っていくと言うことを確認しておきましょう。 |
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それから、大会地に来られたOB及びOGの方を、OB・OG戦以外で何らか楽しんでもらえる方策はないでしょうか? |
事務局: |
全日本学連ではOB・OG懇親会をやったようですが、あまり参加率は高くなかったようですね。やはりOB・OG 戦がいいのではないでしょうか? |
浅 野: |
やはり日程的なものが一番重要でしょうね。土曜日や日曜日に絡ませる必要があります。 |
事務局: |
日程的にはチャンピオン大会もあるので非常にタイトになりますが、90回の記念大会(平成32 年、2020 年)には実現したいと考えています。アルペンとクロスカントリーの両種目についての実現性について検討してみます。 |
座 長: |
節目の大会にはOB・OGを大事にすることは意味があると思いますし、地元にも喜ばれるはずです。 |
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さて、技術戦についてここでまとめをしておきましょう。理事会としては中断としましたが、すそ野を広げると言う意味では大事な活動と考えますので。 |
新 井: |
そもそも始まったのはいつ頃でしたか? |
浅 野: |
平成2年(1990年)頃でした。 |
高 橋: |
そもそも参加人数が少なかったと言うのが事実です。 |
新 井: |
先のアンケートでも明らかになりましたが、競技スキー部門との意識の違いがあるのは確かでしたね。全日本の大会に出るためには、全日本学連の技術選手権に出る必要がある訳です。 |
浅 野: |
全日本学連の技術選手権大会が始まったのは昭和62年(1987年)でしたが、関西からは65 名出ています。 |
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全日本選手権の枠取りのために全日本学連に出る必要がある訳ですが、予選枠の配分方法にからんで両組織が複雑になったと言う経緯があります。 |
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全関西の技術戦に対しては大学生であればよいと言うことなので、関東の大学からも参加があると言うのは、岩岳での大会が参加しやすいと言う事情もあると考えられます。 |
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そして、全関西の技術戦の参加20数名のうち10名ほどが京都産業大学であると言うのが特徴的ですね。 |